アフィリエイトについて、
初めての僕にもわかりやすく教えて
了解。順を追って詳しく見ていこう。
スパイスです。
さて、アフィリエイトとはどんなビジネスでしょうか。
アフィリエイトには本来「仲介する」もしくは「提携する」という意味があるようです。そこからネットビジネスでは、企業が取り扱っている商品・サービスなどを紹介していくことをアフィリエイトと呼ばれるようになりました。
そしてそのアフィリエイトをビジネスとして実践する人をアフィリエイターと言います。
自分のインターネット上の媒体(ブログやSNS,メールマガジン等)で商品を「紹介」して、その商品が売れたら販売元から「紹介料」として報酬がもらえる成果報酬型のビジネスです。
自身のメディアを介して閲覧者が商品を購入した場合、その売り上げの一部が報酬として企業から支払われるということです。
たとえば3万円の商品に1万円の報酬がついていた場合、その商品を自分のメディアで紹介し、閲覧者がそれを介して成約すれば、販売元からあなたに1万円が支払われることになるわけです。
個人で広告代理業をやっているようなイメージです。
しかも商品が売れれば商品代金の一部が報酬として直接支払われるわけですから、単に広告を代行する以上のリターンが見込める魅力があります。
なぜアフィリエイトをおすすめするのか
先のページでもざっとご紹介したとおり、ネットビジネスには多種多様なものがあります。その中で私が特にアフィリエイトをおすすめするわけは
- ローリスク
- 資本金をほぼ必要としないし、経費も少なくてすむ
- 実商品の在庫を抱えたりしない、保管場所も必要ない
- 実店舗や事務所が必要なく、いつでもどこでも自分ひとりでできる
- もし当初うまくいかないようなことがあっても、借金を抱えることはないし、何度でも挑戦できる
- ハイリターン
- 正しい方法で続けることが出来れば、次第に継続的な収益が見込め、爆発的な展開の可能性を秘めている。
など、リアルビジネスに比べてリスクが少ないにもかかわらずハイリターンの可能性が高い、とても魅力に溢れたビジネスモデルだからなのです。
パソコンとネット環境さえあれば誰でも取り組めるし、年齢問わず稼ぐチャンスに溢れています。
ただ、手軽に始められるビジネスだけに、ライバルも多そうだし結局稼ぐのは難しいのでは?
と危惧される方も多いと思います。
そこでこんな調査報告があります。
民間のシンクタンクである矢野経済研究所というところがアフィリエイト市場の規模について調査したところによると、
※出典:矢野経済研究所「アフィリエイト市場に関する調査を実施(2018年)」
2018年度の国内アフィリエイト市場は前年度比112.2%の2,933億円の見込、さらに2022年度には5,368億円にも達すると予測されており、直近5年で2.1倍の市場の伸びが予測されているということ。
2013年から取り始めたデータということで、かなり信頼性が高い数値のようです。
たった5年間で倍以上の拡大現象が起きているわけで、しかもますます右肩上がりで市場規模が拡大し、ビジネスチャンスが増大していることは間違いありません。
手軽に自身のブログ、サイトなどで媒体を作成し、その記事内で商品を紹介し成果報酬を受け取る。
従来の広告媒体(印刷物、放送媒体)などで同じようなことを始めようとすると、少なくとも初期投資に100万円以上は必要になるでしょう。
この方法なら資金がほぼ必要なく、パソコン1台さえあれば誰もがビジネスを始めることができる。
アナログ時代から出版の仕事をしてきた筆者にとっても、想像もできなかったビジネスで、毎日ワクワクしながら作業をしています。
ビジネスマンの方の副業はもちろんですが、むしろ私のような、ちょっとデジタルの世界は苦手とおっしゃるようなシニア、主婦の方にこそ特におすすめしたいと思っています。
WEB制作のくわしい知識がなくても、ブログサービスやサイト作成ソフトの発達により、自身の媒体も少し慣れればだれでも簡単に構築できるようになったからです。
ほとんどリスクゼロでビジネスを始められるし、好きな時間に好きな場所で行うことができることもおすすめできる理由です。
ただし、まだまだ高成長を続ける分野だけに、悪質な情報も蔓延していますので要注意。
「片手間で簡単に」「ワンクリックで月100万」など、楽してすぐに稼げる的な誘い文句で、高額なくせに中身のない教材やセミナー・塾への勧誘も溢れています。
決して表面的な甘い情報には惑わされず、よく見極めるようにしてください。
簡単にすぐお金になるものではありませんが、通常のビジネス同様コツコツ続けていけば、必ず予想もつかないような収益に結びつくチャンスを秘めている。
楽して即金になるという幻想を捨ててしまえば、普通のビジネスでは考えられない可能性が待っているビジネスなのです。
もちろん、闇雲にやってもなかなか芽が出ないかもしれません。
稼ぐためにはいろいろなテクニックを学ぶ必要もあります。
その秘訣について、このブログでおいおいご紹介していきたく思います。
アフィリエイトのしくみ
アフィリエイトのしくみは「広告主」「ASP」「アフィリエイター」「購入者(ユーザー)」4者の関係で理解するとわかりやすいと思います。
広告主:商品を販売する業者
ASP:広告主とアフィリエイターを仲介する業者
アフィリエイター:自身のブログやサイト運営を通じて、広告主の商品を紹介・宣伝する個人または団体
購入者(ユーザー):アフィリエイターのサイトを閲覧、経由して実際のショッピングサイトより商品を購入する人
- 広告主が商品をASPに広告依頼します。
- ASPは広告主から依頼を受けた商品・サービスと、成約した時の報酬額をサイトを通じて告知します。
- アフィリエイターはASPから提示された商品の中から、自分が運営しているブログやサイトに適したものを選び紹介します。
- アフィリエイターのブログやサイトを閲覧したユーザーがそのページを介して広告主の商品を購入したり、サービス利用登録をすると広告主に「成果が発生した」と通知が入ります。
- 広告主が成果を確認すると、ASPを通じてアフィリエイターに成果報酬が支払われます。
アフィリエイトの種類
通常の商品を紹介するアフィリエイトです。食品、電化製品、健康器具など実体のある商品をネット上で紹介して販売し、売上報酬を得ます。
身近で有名なところでは「Amazonアソシエイト」や「楽天アフィリエイト」などがあります。
アマゾン、楽天市場などで販売されている商品の中から自身のブログ記事に合致した商品を選び紹介していきます。
実際に購入し使用した感想などの記事を書くことができれば、より説得力が増し成果につながります。
物販アフィリエイトは、紹介するのものが市販されている実体のある商品なので、実物の画像やレビューなどを掲載して商品を紹介しやすく、次にあげる「情報商材」よりも購入される確率が高い傾向にあります。
しかし反面、「情報商材」より報酬利率が低いです。(売上報酬の数%くらい)
自身のブログに合わせた商品を無理なく紹介でき、とりかかりやすいという利点があり、最初は自身のブログに「物販アフィリエイト」を取り入れてみるのがいいかもしれません。
こちらは物販に対して、様々な情報やノウハウを商材にした商品を対象にしたアフィリエイトです。
たとえば「アンチエイジング法」や「楽して痩せる方法」、「○○で簡単にお金を稼ぐ方法」といった「ノウハウ」「ツール」として販売されている商材を自身のブログで紹介し、売上報酬を得ます。
商材はインフォトップやインフォカート等のサービスサイトで選定し紹介していきます。
ノウハウや情報集という性格上、基本的に実体がなく実際の画像を紹介することもできないので、物販アフィリエイトに比べて成果が出にくいところはありますが、成果報酬の率が高いのは大きな魅力です。
商品販売価格の半分くらいが報酬として見込めるものもあり、平均して数千円、なかには数万円の報酬のものもあります。
健康やダイエット、恋愛、お金稼ぎなどの「悩み」系のジャンルには、人知れず何とかしたいといったユーザーの欲求も高く、秘匿性のあるネットの特質も相まって、うまく紹介できれば大きな需要を見込むことができます。
高い確率で情報商材をアフィリエイトするには、ターゲットにする顧客像や販売する情報の内容をしっかりと調査・研究することが必要になります。
またブログ記事を作成し商材の紹介をするだけでなく、メールマガジン等で信頼関係を築きつつ商品を紹介していくことも重要になってきます。
個人で広告代理業をやっていく感じなのか。面白そうだね。アフィリエイトのやり方を知りたいな。
では次にアフィリエイトの方法について概略を説明しよう。
アフィリエイトの方法
まず自身が関心のある分野や、広告を出したい商品分野に関するブログやサイトを立ち上げます。
運営しているブログやサイトにアフィリエイトしたい任意の商品の広告バナーを掲載します。
ブログに訪れた読者が広告をクリックしたり、その広告経由で商品を買ったりサービスを利用したりすると報酬が得られます。
得られる報酬には、成果の違いで2つのタイプがあります。
掲載した広告バナーがクリックされると報酬が発生します。
Google Adsense(グーグルアドセンス)が特に有名です。
クリックされるだけで報酬が発生するの!
うん。広告をクリックしてもらえさえすれば、商品が売れなくても報酬が発生するからハードルが低いんだよ。
グーグルアドセンスにはブログに書かれている内容や、ページを閲覧している読者が興味を持っている内容を独自に判断して、自動的にふさわしい広告表示をしてくれるシステムもあります。
コンテンツ内容や訪問者の閲覧記録を分析して、訪問者が興味を示す広告表示をするのでクリックされやすいメリットがあります。
広告を掲載するためにはグーグルの審査がありますが、審査を通過すれば自身の媒体に簡単に掲載でます。クリックされただけで報酬が派生するしくみで、即キャッシュポイントにできる魅力があります。
ただし1クリックあたりの報酬は数十円程度と報酬単価が低いので、これだけで稼ごうとすると、かなりの読者を集め多くのクリックをしてもらう必要があります。
すぐに莫大な成果が期待できるものではありませんので、グーグルアドセンスはあくまでサブに据えつつ、ASPアフィリエイトを中心に取り組んでいく方が良いでしょう。
ASPと呼ばれる仲介サービス業者に登録後、自身のブログなどに掲載した広告リンクを経由して、訪問者が実際にその商品を購入したり、サービスが利用された時に報酬が発生します。
ASPとして有名なところでは
・A8.net
・アクセストレード
・バリューコマース
等があげられます。
流れをまとめてみると
- ASP(広告主とアフィリエイターを仲介する業者)に登録します
- 登録したASPで、自身のブログで紹介する商品を選択します
- 広告リンクURLをブログ・サイトに掲載
- 訪問者がリンクURLを経由して商品を購入(購入型)すると
- 広告主からASPを通じて報酬が支払われます
こちらは実際に商品を買ってもらわないと報酬が得られないのか…
でもその分クリック型に比べて報酬額がぐっと高くなるよ。魅力的な記事を書いて、たくさんの読者にアピールしよう。
ASPを介さず、大手ECサイトの中には直接アフィリエイターと契約する場合もあります。
Amazon、楽天は、それぞれ「アマゾンアフィリエイト」「楽天アフィリエイト」として、独自でアフィリエイターと直接提携するシステムを構築しています。
アフィリエイターはASPを介さず直接に契約し、承認されれば商品のリンクを自身のサイトに貼ることができ、報酬も直接受け取ることになります。
Amazonアフィリエイトを例にとってみましょう。
紹介したAmazonの商品が購入されると、その売れた品物の2〜10%の報酬が受け取れます。
Amazonにある物はなんでも売ることができるのはすごいメリットですね。
ASPアフィリエイトだとASPが売りたい商品を扱っていないことがありますが、Amazonにはなんでもありますから。
ただし、こちらもグーグルアドセンス同様紹介料は低めなのが残念なところ。
紹介料率は2〜10%なので、1商品あたり数十円程度でしょうか。
また報酬上限は1000円となっていますので、たとえ50万の時計を売ったとしても報酬は1000円になります。
アドセンス同様、サブ的な収入源として、ご自身の媒体の要所要所で取り入れていかれるのが良いと思います。
ブログアフィリエイトは、閲覧者がいないことには報酬が派生しようがないので、まずはブログに読者を集める必要があります。
そのためにはブログが検索されること、読者が興味を持った単語(キーワード)でインターネット検索した際に、ブログができるだけ検索の上位に表示される必要があります。
検索結果の上位に表示されるためにはさまざまな工夫(SEO対策)が必要になりますが、まずは読者にとって有益で誠実な情報の記事を書き、そのブログのファンを増やすことが必要です。
良い記事を書き続ければ資産になることを信じて、コツコツと焦らず継続し続ける。読者との良い信頼関係が築ければ、継続的な自動収入を期待できます。
メールマガジンを発行し、読者に商品を紹介していくアフィリエイト方法です。
メルマガの登録者に対してメールで直接商品を紹介するので、段階的に、戦略的商品アピールをすることができれば、高い成約率が見込めます。
ただ、メルマガスタンドに登録する必要があり、月数千円程度の経費が必要になること、戦略的なメールマガジンを構築する必要があることなど、少々難易度が高い手法ではあります。
いきなり読者にメールで商品を売り込んでも成約がとれる訳はないので、まずは読者と良い信頼関係を築き、理解を得たうえで自身のオススメ商品や案件を段階的に紹介していくことが重要になってきます。
そのためには、自身のブログ・サイトとメルマガを連動させることが重要になってきます。
まずしっかりとブログ・サイトを構築し、読者を集めファンを獲得したのち、ブログ・サイトにメルマガへの登録リンクを貼ってメルマガ読者を募る。
ブログ・サイトで集客し、内容に興味を持っていただいた読者にさらに直接メルマガでアプローチしていく。
ブログ・サイトとメルマガを連動させることによって、読者への直接的で濃厚なアプローチができます。それにより高い成約率を見込むことができます。
個人でもメールマガジンを発行して、セールスに活用できるんだね。
DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)といって、興味を持ってくれたコアな読者に直接おすすめ商品を紹介していくしくみだよ。読者と信頼関係を築くことによって、より高い成約率が期待できるんだ。
メルマガには、登録者に自動的にメール配信をすることができる、メーリングシステムという便利なしくみもあります。
ブログ・サイトの構築とメーリングシステムの構築を行うことで、ネットビジネスの理想型「自動収入のしくみ」を作ることが実現可能になってきます。
ざっとおおまかな「アフィリエイト」の手法を紹介してきました。
秘匿性の高いインターネットの性格上、詐欺まがいの販売方法をとるサイトや販売者が存在することも避けられず、まだまだアフィリエイトも胡散臭く誤解される方も少なくないと思います。
しかし、ご紹介してきたとおりアフィリエイト自体は至極真っ当でこれからもますます発展性のあるビジネスであることは間違いありません。
さらにブログアフィリエイト、メルマガの良いところは、作っている媒体が次第に自身の資産になっていくことです。
真面目に良い媒体を築いていければ、それが資産になり読者を獲得し、継続的な自動収入の可能性も見えてくる。
資金的にも、時間的にも現在の自分に無理なく出来ることから初めていき、焦らず次第にスキルを身につけていくことが大事だと思います。
アフィリエイトの概要をおおまかにご説明しました。次のページからは具体的な方法について詳しくご紹介していきましょう。
さまざまなネットビジネスを経験し、いま一番おすすめできる方法はこれ